フジフーズの品質・設備面における特徴は、品質保証部門・生産技術部門のスタッフが工場に紐ついているのではなく、あくまでも本社管轄であることです。これにより、第三者からの目線によって製造現場の細部までをチェックする体制と、全工場横連携した業務・支援を容易にする体制が整っています。
また、国際標準として認知されている、「GFSI(世界食品安全イニシアティブ)」が提唱する、「グローバル・マーケット・プログラム(中小規模事業者向け食品安全の取組向上プログラム)」をベースとした品質管理体制を構築することで、食の安心・安全に取組んでいます。原材料から生産・配送に至るまで、すべての工程をトレーサビリティー管理できる仕組みも整えております。
近年では、DX化やAIの活用も積極的に取り入れています。食の安心・安全に重要な機械・設備の点検をタブレットのカメラを利用して行うシステムを全国の工場に導入を始めています。また、食品・食材にとって重要な冷蔵・冷凍庫の温度管理も、庫内温度を常にモニタリングして、異常を検知するとブザーやメールで知らせる「遠隔温度管理システム」を業界に先駆けて全国の工場に導入を開始しました。さらに、AIカメラを使って手洗い状況をチェックするシステムも構築中です。
安心・安全な生産環境はもちろん、フジフーズでは商品の見栄えやおいしさまでもチェックし、新たな商品づくりを品質保証の観点からもサポートしています。